妄想パンティ&ストッキング

私立桜が丘高校軽音楽部日記 - たまごまごごはん
2010-11-03付のたまごまごさんの記事を読んでいてふと思った事がパンストのED考察について。


エンディングにて描写される死のイメージとそれらに対する解釈。
そしてたまごまごさんの

本編でじっくりそれが描かれるのか。

あるいは「え、あれですか?意味なんて無いですよ(笑」で終わるのか。

どっちでも楽しみです。

というスタンス。
この構図(やりとり?)どこかで見た記憶があるなあと思っていたら、見逃していた第5回(第9話、第10話)をニコニコ動画で見た際にコメント欄を眺めていて分かった。
妄想代理人だ。

ニコニコ動画の公式配信だけどここではたぶん見られない


鉄コン筋クリートとかケモノヅメなどを連想させるまさかの現実描写でものすごい生々しさを描いてくれた第10話。
内容の賛否云々はさておき、そのへんの感想に混じって例えられていたのが妄想代理人
最初は雰囲気だけじゃないかと思ったらゴーストがあれしたあたりが最終話のあれっぽかったのでそれなりに納得しましたが、私の本題はそこではなくエンディングについて。

これと、

これね。
ぶっちゃけ何をどうしたらその2つが並ぶんだといえば、両作品ともEDが考察されているという点が共通しているのです。
…いや、実際に妄想代理人がリアルタイムに考察されていた所に居合わせていたわけではないので厳密には断言できないのですが、少なくともいつか読んだ今 敏の記事にそれっぽい事が書いてあったのを思い出したのでした。
妄想の十「笑う人、まどろむ人」 -その1- - KON'S TONE -

私は「妄想代理人」の視聴者のリアクションを積極的に知ろうとしたことはないが、それでも巨大有名掲示板に垂れ流されている感想やら勘違いやら独りよが りを人づてに聞くことはあるし、私の管理している掲示板にもリアクションは書き込まれる。

妄想の十「笑う人、まどろむ人」 -その2- - KON'S TONE -

(エンディングの)この絵についてインタビューで何度か質問を受けた。
「あのキャラクターたちは、寝ているんですか?死んでいるんですか?」
 どっちだっていいいいじゃねぇか、そんなこと(笑)
 そのまま答えるのも大人気ないので大変親切にこんな風に答えていた。
「あのキャラクターたちは“?”型に並んでいます。つまり謎なんです」
 本当は彼らは寝ている。安らかに。ウソウソ。

率先して引用すると上記2点。
もしかしたらパンティ&ストッキングのエンディングもこれなんじゃないかなあと思った次第です。
たまごまごさんの発言が何かに似ている気がしたのもこれだったに違いありません。


エンディングに限らず、妄想代理人ではあらゆる部分で今 敏の考え方やら手法みたいなのが用いられていて、それらがこのKON'S TONEでチラホラ書かれています。
前述した引用でピンと来ない人は、長くなるけれど今 敏オフィシャルに妄想代理人の個人日誌みたいなものがあるので読んでみると色々見えてくるものがあるかもしれません。
「妄想」の産物 - KON'S TONE -
妄想代理人以外の作品についても読み物がたくさんあるので大変重宝します。


で、パンストのそのあたりが今 敏トリビュートかどうかは(自分で振っておきながら)それほど興味がなくて、結局のところパンストEDの内容が単純無意味に描かれたただのブラックユーモア集なのか、あるいは裏の裏をかいて、はたまたそれさえも論外になるほど本編で触れてくるのか、触れてしまうものなのかについては、やはり本編を待つしかないでしょう。
第11話のアクションもすごかった事だし、考察とか抜きに次回も楽しみにしておきましょう。


というような事を1人で勝手に考えては納得していました。
既出じゃないといいな。


不定期アルバイトから定期パートにジョブチェンジしたら無性に何か書きたくなって書きました。
寒くなると書きたくなる習性でもあるんでしょうか。
過去ログは個人情報的な意味でまずい記事以外は自戒も兼ねて復元しました。
いい恥曝しですね。